夜尿症は、いわゆる「おねしょ」と呼ばれているもので、その原因は、生活習慣病を初めとして、夜間に出る尿の量が多い、膀胱に貯めることのできる尿の量が少ないといった身体的なことから、不安やストレスといった心理的なことまで様々です。そのため、当院では心理的なことも含めて全身を診ながらお子さんの夜尿症の原因を判断していきます。
治療は、まずお薬を使って夜尿をなくすようにします。
すると、気持ちに余裕が出てストレスがなくなるため、寝ている時の尿も昼間と同じように我慢できるようになっていきます。
こういった良い循環を作ることで、お薬なしでも夜尿がない状態を作っていきます。
また、寝ている時に尿が出たらセンサーが完治して音が鳴り、本人が気付くことができるアラーム療法も行っています。
夜尿症のお子さんは一定の比率で存在していますが、どこに相談していいのか分からず困っているお母さん・お父さんも多いようです。
まずは親御さんだけでご相談に来て頂いても構いませんので、早めに気持ちを楽にして、一緒に治療を進めていきましょう。